公開:2023年/120分/日本
監督:立川譲
原作:漫画『BLUE GIANT』/石塚真一
キャスト:山田祐貴、間宮祥太朗、岡山天音
個人的評価:
2/17公開のBLUE GIANT。
漫画で涙ポロポロとは良くあることですが、嗚咽するほど泣いてしまう漫画はそう多くはありません。そんな中で、原作を読んで頭が痛くなるくらい泣いたこの作品。
パパパで表現された音楽、漫画なのに伝わってくる音楽の圧とそれに込められた思い。
パパパで大号泣するなんて。しかも嗚咽しながら。
ですので、パパパを聞きに行ってきました。

感想
とくにかく、泣いた。
ひたすら泣きました。
途中から何で泣いてるのか分からないくらい、涙が止まらない。
タイタニックの3Dリマスター版は、人前で恥ずかしくて泣けないからどうしようとか言って行くのを躊躇っていた私ですが、なんのなんの今回劇場一泣いてたかもしれない。
夢を追うってこういうことですよね。
日々何か頑張らないといけないなとか、何か必死になれるものを見つけたいと思いながら、結局行動に移せない人生を歩んできた筆者です。そんな現状に色んなものが音楽と共に響き渡って、涙腺というより心の底から涙が溢れたという感じでした。
一心に進む夢が定まっていること、同じ方向を見て歩む仲間がいること、届けたい相手やそれを受け取ってくれる相手がいること。心底羨ましく、輝いてみえました。
ジャズなんて縁もゆかりもないけど、そして世界で輝く何者かになることなんて自分には到底無理だと半分諦めてるけど(半分は何者かになれると思ってるんかい)、この子たちの夢を全力で応援しよう!という違う楽しみができたおばさんになった気分でした。
うちの父は、ピアニストとか大谷翔平選手が大好きなんです。実家に帰ると、ちょっとこれ見てくれ!と動画を何本も見せられるんです。
夢に向かって頑張る人たちを応援したい、夢を託したい。
そういう思いを持っているんじゃないかな。そして、今まで父の話をへーへー言いながら流し聞きしてきた私ですが、本作を観ながらついにその気持ちが「分かるわ~」となりました。
ああ、私も歳とったな。
本作をみて、自分の夢や抱く希望に向けて活力を得るも良し。
こうやって世界にむけて頑張る人を応援していこうと思うも良し。
今までスポーツでも音楽界でも何でも、プロの世界の特定の誰かを応援したいという気持ちになったことがなかったんですが、彼らは夢を追い続けたからこそそこに立っている素晴らしい人たちなんだと改めて気づくと、全員応援したい!と思いますね。
ただの感想となりましたが、本作は原作を読んでいてもいなくても心に響く作品であることには変わりないです。
映画というより作品の感想になってますが、楽しみにしていたパパパが最高でした。音楽ってすごい。
漫画未読の人は、もちろん漫画も読んでほしい!きっと手元に置いておきたい漫画の1つになるはずです☺
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