【ジュラシック・パーク/ワールド】全6作品を一気に解説。最新作までの流れはこれだ

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JURASSIC PARK - Film TM & (C) 1993 Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
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ジュラシック・パーク/ジュラシック・ワールド」といえば、恐竜人間の冒険パニック系映画。

原作が小説なの、知ってましたか?私はこの記事を書くにあたって初めて知りましたw

1度観てはいるんだが、人間が作った恐竜が、人間を襲うくらいの大まかなあらすじしか覚えとらん、細かい事は忘れたわ。

そんな私のような人の為に。

これを読めば、全体の流れが掴めてどこからでも今からでも映画に突入できるようにしていきますね。

基本的に1度観た人向けなので、ネタバレがイヤァァァ(発狂レベル)って人は、ネタバレなしの解説を探された方が良いかもしれません。

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ジュラシック・パーク

  • 監督:スティーブン・スピルバーグ
  • 上映:1993年/127分
  • 島 :イスラ・ヌブラル島(通称サイトA)

化石化した蚊の血液から恐竜のDNAを発見し、遺伝子操作により絶滅した恐竜が蘇ります。

それらの研究の末、大富豪ハモンドはコスタリカ沖・孤島に恐竜テーマパーク「ジュラシック・パーク」を設立。こんなにテンションが上がる設定があるでしょうか。大人も子供もテンション爆上ですよ、観たら最後ユニバに行きたくてたまらなくなります。

1の登場人物は、これから先も登場する人物ばかりなので、覚えておいてください。

  • 大富豪・・・・ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)
  • 古生物学者・・アラン・グラント(サム・ニール)
  • 古植物学者・・エリー・サトラー(ローラ・ダーン)
  • 数学者・・・・イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)
  • 遺伝子学者・・ヘンリー・ウー(B・D/ウォン)★恐竜を作りあげた

ハモンドに「ジュラシック・パーク」のモニターとして招かれた3人(グラント博士サトラー博士マルコム博士)でしたが、スタッフの1人が恐竜の胚(人間でいうと胎児みたいな時期)を持ち逃げしようとシステムを停止したことにより、ツアー中の一行は恐竜のいるパーク内に置き去りにされてしまいます。やらかしたのは、黄色いカッパのおデブさんと言えば、大概の大人は記憶にあるのではないでしょうかw

恐竜の花形ティラノサウルスや、頭の良いヴェロキラプトルから襲われるも、最終的には何とか島からの脱出に成功します。

昔の技術とは思えない恐竜のクオリティ!
色んな種類の恐竜が登場するので、わくわくしますよね。
そして、サム・ニール演じるグラント博士は子供が嫌いなのですが、一緒に招かれていたハモンドの孫たちとの絡みが可愛くてほっこりしますw

あ、もう1つポイントなのはグラント博士サトラー博士は恋人同士っていう所ですかねw

もう絶対にこんな所にくるのはごめんだ!そう誓った一行でした。

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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

  • 監督:スティーブン・スピルバーグ
  • 上映:1997年/129分
  • 島 :イスラ・ソルナ島(通称サイトB)

2の舞台は前回とは違う島「サイトB」。ここはジュラシック・パークへ送るための恐竜生産の拠点でした。

アミノ酸(リジン)を補給しないと生きることができないように遺伝子操作したはずの恐竜たちが、すでに閉鎖されたその島で生存し続けていることから、ハモンドの調査依頼により、数学者マルコム博士は、再び恐竜のいる孤島へ飛び立ちます。
※恐竜が逃げてしまった時の対策として、リジンを補給しないと生きていけないよう操作されているようですが、リジンって結構簡単に補給できるものだと思われますw人間も身体では作りだせないので、日々食材から摂っていますしね、豆とか、肉とかから。結局、映画内でも、豆を食べている草食恐竜を食べているから、肉食恐竜も生き残っているんだろうという結論だったような。ちっちゃいことは気にするな、それワカチコワカチコなんですけどね。恐竜脱走対策、ガバガバじゃないか?wそして、わざわざ命がけで調査しなくても分かるやん!w

マルコム博士の恋人サラ(古生物学者)やその他調査隊メンバーと調査にあたります。

一方、ハモンドの甥ルドローは、パーク再建を企てており、恐竜捕獲の為にサイトBへ恐竜ハンターを送り込んでいました。

恐竜ハンターたちが、ティラノサウルスとその子供を捕獲しようとするもんだから、それに巻き込まれてなのか、正直、巻き込まれに行ったのか分からんけどw一緒に恐竜の攻撃を受けることになったマルコム博士一行なのでした。

最終的に無事アメリカ本土に帰ってこれたと思いきや、ティラノサウルスと子供をしっかり捕獲して連れてきてしまったルドロー。子供と別々にされ、子供を探し求めて街中を暴れ狂うティラノサウルス。

マルコム博士と彼女が、上手いこと子供を返して、連れてきた船に乗せて、島へ返却して終了します。

私的、2は一生画面が暗いなという印象でしたw(全体的に夜なので)


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ジュラシック・パークⅢ

  • 監督:ジョー・ジョンストン
  • 上映:2001年/92分
  • 島 :イスラ・ソルナ島(サイトB)

いよいよ、ラストジュラシック・パークに突入です。

3では、またまた1のグラント博士が登場します!

島に緊急不時着してしまった息子を探すため、グラント博士に助けを求めてきた夫婦。実際には、「結婚記念日に上空からちょっと島、覗くだけよ、来てくれたら研究費用出すわよ」って騙されてノコノコついてきちゃったわけですね。

そして、島での出来事の前に1つ気になるのが、1では恋人同士だったサトラー博士との関係。

別れとるー!
そしてエリー(サトラー博士)子供おるー!!
そしてグラント博士、その子供めっちゃ可愛がっとるー!!!


ww

プチパニックからの、まあこれがリアルだから(by出川)ww

そして、またその子供が可愛いw
子供嫌いなグラント博士が1で子供を克服して、エリーの子供めっちゃ可愛がっとるのも可愛い。
ほっこりタイムでした。


今回は、不時着した子供を救出、そしてグラント博士の助手が盗んだラプトルの卵を返すお話ですね。

頭が良いとされているラプトルが、骨格によってだったかな?特殊な鳴き声を発して、お互いに会話・協力して生きていることが分かっており、ラストグラント博士は手作りのラプトルの骨の模型を使って(吹いたら鳴き声みたいな音がなる)、見事ラプトルへ卵を返却し、さらに会話・コミュニケ―ションを達成しました。※ここで、ラプトルは人間と信頼関係が気付けるのかもしれない・・・そんな様子が見えてきます。

ジュラシック・ワールド

  • 監督:コリン・トレポロウ
  • 上映:2015年/125分
  • 島 :イスラ・ヌブラル島(サイトA)

登場人物がガラッと変わるので、紹介しておきます。

  • 恐竜監視員・・・オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)
  • 運営責任者・・・クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)
  • CEO・・・・・・サイモン・マスラニ(イルファーン・カーン)
  • 遺伝子学者・・ヘンリー・ウー(B・D/ウォン)

ジュラシックパークの惨劇から22年後、マスラニ社に買収され、亡くなったハモンドの夢みた恐竜テーマパークは、新たに「ジュラシック・ワールド」として実現されました。

新アトラクションのため、もっと強く怖い恐竜を!というクレアたち上層部の依頼のもと、ジュラシック・パーク1でも登場している遺伝子学者ヘンリー博士が作り上げたのが、今回の主人公インドミナス・レックス!

ベースはティラノサウルスで、蛙の遺伝子により赤外線放出量を調整できるため、赤外線探知機に引っかからず、イカの遺伝子により周囲に擬態する能力も持っています。

ラプトルの遺伝子も入っていることから、とても頭が良く、人間を騙し檻から脱走してしまいます。そして、もう1つ厄介なのが、オーウェンが調教してきたラプトルたちとも会話できることから、ラプトルを自分の仲間に引き入れようとしたりするんですね。

これまで、隔離された状態で育ったため、初めて見る生き物全てを攻撃する対象として襲ってきます。

軍隊やヘリを使って攻撃するも、もう人間の力じゃどうにもならん!!

そんな最後、「これまでだてに友達やってたわけじゃねえよ!」つって、寝返ったはずのラプトルたちは、インドミナス・レックスと戦ってくれるわけですよ(´;ω;`)ウッ…このラプトル4匹のボスが、多分皆さんが良く耳にしたことがあるブルーですね。身体に青い模様があるのでブルーですね、多分。この戦いで他の3匹は死んでしまうんですが、ブルーは生き残りました。※人間とラプトルの間に信頼関係が築けることが、ここで明らかになりましたね!


ここで、大ボス、ティラノサウルスも登場して、運よくインドミナス・レックスと戦ってくれるんですよね。動物ってわからないですよね、敵の敵は見方っていうことでしょうか。ありがとう。最後の最後で、インドミナス・レックスは水中にいる超巨大恐竜に食われてしまいました。


物語の初めに、ジュラシック・ワールドのCEOマスラニが言っているんですよね「この施設の目的は何か?人間に自分たちは幼稚でちっぽけだということを思い知らせることだ」(マスラニ良い人なのに死んじゃって悲しい。)

本作を観ていると、人間なんて、武器無しで自然界にぶっこまれたら、ピラミッドの底辺なんだろうなと思い知らされます。そんな弱者な我々人間が、自分たちの欲の為に恐竜を生み出し、自然の摂理に逆らおうとし、傷つけている。なんと愚かなモノか。結論、恐竜最強でかっこいい。



ジュラシック・ワールド 炎の王国

  • 監督:ファン・アントニオ・バヨナ
  • 上映:2018年/128分
  • 島 :イスラ・ヌブラル島(サイトA)


追加の重要キャラ

  • ロックウッド財団の設立者・・・ベンジャミン・ロックウッド(過去、ハモンドと共に恐竜を蘇らせる研究を行っていた)
  • ベンジャミンの孫・・・・・・・メイジー・ロックウッド

あの惨劇から3年後。閉鎖された島で自由に暮らす恐竜たちでしたが、島の火山噴火の予兆が見られており、恐竜たちは存亡の危機にさらされます。

クレアオーウェンたちは、ロックウッド財団の協力を得て恐竜救出のため島に向かいますが、ロックウッド財団の経営を任されている男ミルズの裏切りにより、恐竜たちを奪われてしまいます。
ミルズの目的は、恐竜の保護ではなく、動物兵器として高額で売りさばくことでした。

後を追って恐竜の救出にあたるオーウェンたち。

ミルズの悪行に気づいたメイジ―は、ベンジャミンにその事を伝えますが、ベンジャミンはミルズに殺されてしまいます…最低なやつだぜ全く。

一人ぼっちになったメイジー。そこで聞かされたのが、自分は死んだ母親のクローン人間だという事実。娘の死に耐えられなかったベンジャミンが、作り出したクローンがメイジ―だというのです。悲しむメイジ―。

そして、今回も新しい恐竜が登場。インドミナス・レックスにラプトルの遺伝子が組み込まれた「インドラプトル」これもまた、ヘンリー・ウー博士が作りだしました。またこいつが逃げ出して大暴れするわけですよ、そして競り会場もめちゃくちゃ。

ミルズも恐竜に食われて死にます。

戦いにより施設内には汚染ガスが充満し、その中に収容された恐竜たち。オーウェンたちは、扉を開けて恐竜を逃がし命を助けるか、ここで全てを終わらせるのか、難しい選択に駆られます。扉を開けるということは、人間の住む世界に恐竜を放つこと。それは出来ないという結論に至るのですが…

はい、メイジ―ちゃんがやりましたよ、扉オープンボタンを押しちゃいましたよ。

恐竜たちは人間界に放たれたのでした(完)

※今回もラプトルのブルーが、インドラプトルに襲われるオーウェンたちを守ってくれます。オーウェンのことをちゃんと覚えていて、もう絆はバッチリですね。



ジュラシック・ワールド 新たなる支配者

(C)2022 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved.
  • 監督:コリン・トレポロウ
  • 上映:2022年/146分

メイジ―によって人間界に放たれた恐竜たちは、繁殖し世界中に生息地を広げます。

もはや、地球がジュラシック・ワールドになってしまいました。ですが恐竜による事故も多発し、人類は恐竜との安全な共生の道を見出せずにいます。

公開中の作品なので、あまり芯に触れないようにしておきますが、恐竜と共存していかなければならない世界をどうしていくか、という恐竜メインのお話ではなく、遺伝子をどう使うのか!みたいなお話でした(少ない語彙力でどうにも完結にまとめられなくてすみませんw)

あらすじ・登場人物(公式サイト)

今回、ブルーには子供がいるんですが、なんで子供おるん、パパおるんか。そんな疑問。

前回、メイジ―クローン説が上がりましたが、その謎も解き明かされ、それはブルーになぜ子供がいるのかにも関わってきます。話のメインとしてはそこかな?

それにしても今回、ジュラシックシリーズフルメンバーで至高のひと時でしたw

そして、ずっと気になるのが、グラント博士サトラー博士の関係性wここも注目です。

(C)2022 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved.

まだご覧になっていない方は、シリーズを見直していく方が、確実に全力で楽しめると思います☆


まとめ

今回、あらためてシリーズを見返してみて、ただの恐竜映画ではなく、人類の進化と、自然や環境との関わりについて、色々と考えさせられる映画だったなという感想です!

映画を観ながら、もしも本当に恐竜と共存する世界になったら..と想像しちゃいますよね。

ブルーとオーウェンをみてると、アリかも…と思ったりw

最初は敵だったヴェロキラプトルも、最後には鳴き声すら愛おしい存在になりましたよね。

これで完結というのは寂しい気はしますが、人類と恐竜共存。個人的には良いところで着地したなと思います。

思いもよらぬ世界になっても、きっと、なるようになるんでしょうね。(今の世の中も合わせてみると、よりそんな気がします)





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この記事を書いた人
塩

'92年生まれ。
大好きな映画たちを記録しています。

幼少期から映画が趣味。相当数観てきたと自負してますが、正直物忘れが激しいので、記憶には刻まれていません。

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