※ネタバレしています。
原作ゴリゴリのファン過ぎて、キングダムの1が絶対的に許せなかった民の1人です。
「キングダム2 遥かなる大地へ」公開されましたね、映画館で観ようか、もう止めておこうか。正直悩みました。
文句があるなら観に行かなければいいじゃないか!(怒り新党)
そんな真っ当なご意見を頂きそうですが(笑)
そうも言ってはおられず、やはりファンですから、大好きなキャラを誰がどのように演じるのかどうかは、私のキングダム人生においてかなり重要なわけですね。
そんな、半分恐る恐る観に行った感想を述べさせていただきます。本日も、お手柔らかにお願いします。
映画「キングダム 遥かなる大地へ」の概要

監督 | 佐藤信介 |
脚本 | 黒岩勉、原泰久 |
原作 | 漫画「キングダム」5~7巻 |
公開 | 2022年/134分 |
音楽 | やまだ豊 |
主題歌 | Mr.children「生きろ」 |
出演 | 山崎賢人、吉沢亮、清野奈々、岡山天音、 三浦貴大、真壁刀義、豊川悦司、 小澤征悦、大沢たかお、渋川清彦 |
キングダムキャスト一覧はこちら(公式HPより)
映画「キングダム 遥かなる大地へ」の簡単すぎるあらすじ

秦国、総大将麃公率いる秦軍(主人公信たちの国)VS敵魏国、総大将呉慶率いる魏軍の蛇甘平原での戦い。
映画「キングダム 遥かなる大地へ」の予告動画
映画「キングダム 遥かなる大地へ」の感想
文句の付け所がない規模観
私がキングダムにはまりだした頃、ネットでキングダム情報を調べまくってたんですが、
気になっていたのが、映画化されないのかな?ってところでした。
その時の記憶では、
「キングダムは規模がでかすぎる!登場人物が多すぎる!だから映画化は難しいだろう!!」
確かそう言われていた記憶です。確かに、ふむふむ。と納得。
だって、みなさん。アニメ版のキングダムの最初の頃、観たことありますか?w
噓でしょー!!!!!!!!(苦笑い)そうツッコんでしまう人も多かったはず(笑)最近のはアニメの技術が最強なので、素晴らしいですけどね。
それを実写化ですって???可能なの?!で見事実写化されたわけです。
キングダム1では、秦の国内で、王座を争った兄弟戦争を描いているため、王宮内で事が済んでいるんですよね、だから規模はボチボチだし、登場人物もまあボチボチですよね。
ですが、試されるのは大規模な戦。本番は他国との戦なのです。
そしてついに今回は、魏国との戦が描かれているわけですよ。正直心配…..
だったのですが、ところがどっこい。圧巻でした。
規模観に非常に感動しました。
序盤のアニメの1000倍素晴らしかった(笑)
ちゃんと、漫画の戦の規模観が再現されていたと思います。
蛇甘平原での戦いは馬車が出てきて、それが壊れるシーンも迫力あって良いし、軍の規模もしっかり大きくて、ただただ圧巻でした。

すげえ~!と1人で口悪くなりながら、目がキラキラしているのを感じました。
息するのを忘れるアクションシーン
今回、1番気になっていたのが、羌瘣の描き方です。

特殊な呼吸法を使って人間離れした戦い方をする、暗殺集団蚩尤一族の1人ですね。トーンタンタンてやつですね。
目に見えないスピードで相手を斬るのですが、それをどうやって実写化するんだろうか。
羌瘣を演じたのが、清野奈々さん。元々アクションはかなり出来る女優さんというイメージですよね。
羌瘣にしては少し歳をとっているかな、という第一印象でした(失礼とかではなくて、私的にはもっと子供のイメージだったのと、勝手に信の方がお兄ちゃんっていうイメージが根付いていたので)が、アクションはめちゃめちゃ良かったです。かっこよすぎました。
清野奈々さんだからこそできる役なんでしょうね、羌瘣の美人なイメージにも合ってると思いました。
その他にも、最初の吉沢亮さんが演じる嬴政の刺客と戦うシーンもそうですし、山崎賢人さん演じる信の戦いっぷりも素晴らしかったです(誰目線ww)
結局、映画は見方と心構えで決まる。正直漫画と映画の狭間での葛藤はあった。
映画を観ている間、私は戦っていました。
漫画のキャラクター達と、映画のキャラクター達の狭間で揺れ動く感情と(笑)
キングダム1を観た時、そこを誤ったバカが私です。漫画を芯において映画を観たので、感想をボロカスクソに言いました(すみません、本当に口が悪くてすみません)
嬴政と成蟜の兄弟は似すぎ!という感想。そして大沢たかおさん演じる王騎は顔は違えど演技は1番すごいな、と感心しました(だから誰目線w)
でも、その見方って間違ってるな、と反省しました。
そして今回、2を観る上で大事なのは、漫画との間違い探しをするのではなく、映画そのもののキャラクターを感じる事だと気付きました。
顔が似ているかでもなく、その役者さんが、役者さんの良さを生かした上で漫画のキャラクターの個性を混ぜ込んでいる。そういう見方をすると、本当にどの役者さんも素晴らくて、感動しました。
王騎将軍なんて、前回は顔は違いすぎだろ!!!って思ってたけど、今回は顔までそっくりに見えてきました(笑)
私は、騰と麃公将軍推しなんですが、(騰に将軍付けようとすると違和感あるのナンデダロ~)
原作と比べると、両方とも少し大人しめで、上品な印象でした。でも、それはそれで実写化ならではのキャラクターで十分満足でした!
まんまだからこそ嬉しいのは、やっぱり王騎将軍ですね、大沢たかおさん、本当にありがとう、感謝ですよほんとに。

まとめ
かなり期待値が低かった映画でしたが、最終的に映画館で観て良かったと思える映画でした。
エンドロール後にキングダム3の予告が流れました。
次はついに趙の李牧が登場するようです。青々とした服が、水色すぎたのが気になる所でした。
お顔はまだ公開されておらず、誰が演じるんだろう。皆さん誰が良いですか?私は…
年齢が違いすぎると思うけど、藤木直人さんとか、イケメンで優しい感じが合いそうだなあ、とずっと妄想しておりました!
あと、我武神龐煖也(われぶしんほうけんなり)でお馴染みの龐煖は誰でしょう。
あの殺気と、絶対的武の力を表現できるのは一体誰だろう。キングダム映画化が決まってから、友達とキャスト予想していたけど、龐煖だけはぴったり合う人が思いつかなかったんですよね…
楽しみだなあ。
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