【ネタバレ感想】映画「カンフーハッスル」この監督、天才じゃない?

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私が、”腹抱えて笑える映画ランキング”を作るとすれば、確実に3位以内にランクインするだろう映画『カンフーハッスル』。

本日は、一緒にその魅力にせまっていきましょう。

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映画「カンフーハッスル」の概要

引用元:映画.com カンフーハッスル

監督:チャウ・シンチー
原題『功夫(=意味「努力」)』2005/103分/中国・香港
ギャグ線花丸/暴言/ほんの少しグロ描写あり
個人的評価:4.5

監督兼、主演をつとめるのがチャウ・シンチー

1番知られる作品として『少林サッカー』、その他にも『人魚姫』『ミラクル7号』などがあります。少林サッカーがハマる人には、カンフーハッスルはドハマりするのではないかと思います。

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映画「カンフーハッスル」のあらすじ

悪が横行する時代。強さに憧れるチンピラ青年シンは、街を牛耳る極悪犯罪組織・斧頭会の名を騙って貧困地区のアパートで悪事を働こうとするが失敗。シンが悔し紛れに放った爆竹が偶然通りかかった斧頭会幹部に直撃し、斧頭会と住民たちは一触即発の状態に陥ってしまう。ところが住民たちの中にカンフーの達人がおり、押し寄せた斧頭会の軍勢をたった3人で撃退。激怒した斧頭会のボスは、最強の刺客たちをアパートへ送り込む。シンは彼らの戦いに巻き込まれるうちに、自身の中に眠っていた力を目覚めさせていく。

映画.com引用
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映画「カンフーハッスル」の達人たち

シン(チャウ・シンチー)

主人公。
如来神拳にょらいしんしょうの使い手。(パーを前にかざすだけで人も建物も吹っ飛ばす。

豚小屋砦(貧乏アパート)の大家夫婦

(ユン・チウ):正体は小龍女(武術系小説のヒロイン)、獅咆哮しほうこうの使い手(大声で色々破壊する
(ユン・ワー):正体は楊過(武術系小説の主人公)、太極拳の使い手
☆武術系小説の登場人物なんですね。中国ではお馴染みのって感じなのかな?
ちなみに、小説の中では小龍女と楊過は子弟関係にあって後に恋人となっているそうです💕w

豚小屋砦の達人3人組(チウ・チーリン、ドン・ジーホウ、シン・ユー)

戦う事に疲れて、武術の世界を去った達人3人。豚小屋砦に敵が乗り込んできた時も3人で撃退。
洪家鐵線拳ほんけてっせんけんの使い手。(鉄の腕輪を付けて戦う。
五郎八卦棍ごろうはっけこんの使い手。(棒使って戦う。
十二路譚腿じゅうにろたんたいの使い手。(琴の殺し屋に殺される。

五郎八卦棍w 琴の殺し屋と戦うシーンがかっこよすぎる。

殺し屋・火雲邪神かうんじゃしん(ブルース・リャン

カンフーにのめり込み過ぎて、心を病んで入院中。
崑崙派蛤蟇功こんろんははまこうの使い手。(蛙みたいな動きで戦う。
めちゃくちゃ強いんです。銃弾も指でキャッチするんです。

殺し屋2人組(ジア・カンシー、フォン・ハクオン)

古琴波動拳こきんはどうけんの使い手。(琴をはじく毎に相手に剣が飛んでいく。
片方は盲目。斧頭会(暴力団)に雇われて豚小屋砦の達人を殺しに行く。

達人の技調べるだけでも面白くて笑ってしまいます。

実際にある技なんだと思うと、更にカッコよく見えてきますね。

こういうの調べてから見たら、また全然違う楽しみ方ができます。

映画「カンフーハッスル」の感想と考察

タイトルにも記載しましたが、この映画ほどに痛々しいのに面白い映画は観た事ありません。

もう1秒たりとも面白くない瞬間がないほど良くできているし、音楽も効果音も素晴らしい。監督様のセンスが大好きです。

なんでしょう、漫画で例えるなら浦安鉄筋家族を実写化したような感じ。

この映画の見所と言えば、何と言ってもカンフーアクション。

貧乏アパート(豚小屋砦:ネーミングセンスが神がかってる)に住む、家賃も払わないようなへっぽこ住人たちがみんなカンフーできるっていうギャップ。

その中でも伝説の達人たちが、みんな個性的で面白い。

もう、めちゃめちゃふざけてて、顔もみんなジワる顔してるのに、めちゃめちゃ強くて何故かかっこいい不思議(笑)

個人的に、豚小屋砦の中では美人な部類であろう女の子(失礼)と、シャンプー中に水を止められた半ケツの少年がツボですw

でも、しっかりしたカンフーアクションで、しっかり人もたくさん死にます!

首が1周したりポロリしたり、身体を切り刻まれたり、銃で吹っ飛ばされたり。

だから子供向けというより大人向けな気がしますね。暴言も多いし(笑)

カンフーハッスルも、同監督の少林サッカーでも、主人公が同じ人なんですが(主人公といわず、出演者めちゃくちゃ一緒。)、その主人公が覚醒するんですよね。

弱者かと思ってたら実は超人っていう物語、大好物です。

この映画には、色んな映画のワンシーンがオマージュされているようですが、私が分かったのはシャイニングのエレベーターから血の海が溢れだしてくるシーンだけでした。入院している火雲邪神(蛙男)を解放するシーンなのでこれから不吉な事が起こるよというサインみたいですね。

最終的に勝利したシンが、火雲邪神に「教えてほしけりゃ教えてやるよ。」と言った所、火雲邪神がほんまでっか?っていう輝いた目してんのも良いですよねw

最後に少年が、カンフーの秘伝書みたいなのを売り込みされてたけど、カンフーの世界でどの使い手になろうか選ぶの楽しそうですよね。

私なら、ピアノやってたんでやっぱ古今波動拳ですかね。皆さんは何が良いですか?w

最後に毎回思うけど、ヒロインがめちゃめちゃ美女。本物の紅一点って感じで良きですね(笑)

まとめ

何でこんなに面白いのか。

何回観ても、いつもこの監督のセンスが羨ましいと思わされます。

カンフーアクション好きで、多少暴言暴力が大丈夫で、おふざけ系がツボにはまる人ならきっと一生をお供する映画になることでしょう(笑)

私にとってはそんな映画です🤦‍♀️🌹


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この記事を書いた人

'92年生まれ。
大好きな映画たちを記録しています。

幼少期から映画が趣味。相当数観てきたと自負してますが、正直物忘れが激しいので、記憶には刻まれていません。

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