監督：ジョーダン・ピール
原題『Nope』/2022/131分/アメリカ
SF/大画面推奨/メッセージ性
個人的評価：
ある兄弟が何者かに襲われる話です。UFO？
※ここからは先ただの感想です。ネタバレにご注意を！
生物の実態、芸術的！
UFOの形してると思ったら、最後にはリボンで出来たクリオネみたいなん出てきた！
なにもかも吸い込んで飲み込む口も口じゃなくて、とにかく芸術的なのよ。
うわー言い表すならコレなのにコレが言語化できねえ。
好きです！を月が綺麗ですね。っていうそれくらい違うのに、圧倒される。分かるし怖いのよ。
ふわふわした薄いリボンなのに、グリーンの折り紙みたいなのに、ちゃんと怖い何者かだし、口なのよ。
この監督、背景に意味を持たせた作品を作るのが得意な監督みたいだけど、
私にはそういう読解力もないし、正直知識もない。
解説を読んで、へえそういう意図や思いが込められてるのね。
って、みなさんの記事に関心するわけです。
でも、予備知識も何も入れないし、観ている時にそんなマジックが秘められているなんて、気付きもしない私にとってみれば、多少意味わからんくても、映像や音楽、役者で心に響くものがあるかどうかが評価を左右するんですね。
そんな浅～～～い所をゴリゴリ擦りながら、日々偉そうに映画の感想を綴っている私です。
ホラーを装った、『絶対に君たちを食べたいふわふわ』vs『ふわふわを撮りたい僕たち』のコメディにも見えなくはないですww
おもろいなー。
あの生物がほんとおもろい。
なんあれ。ww
あの形状に感動してます私。思い出してもぞくぞくする。
分かる人には分かる、しつこい位にいいますけど、芸術なんですよね～～。
吸い込んだ後、咀嚼しながら蠕動運動で体内に流されていく食物（人間とか動物とか）。
食べれるとこだけ食べて、魚の小骨を吐き出すように、一緒に吸い込んじゃった建物の破片とか鍵とかその他もろもろをぷっぷって吐き出す。
やーおもろい。美しい。
最後にどでかい風船でできた人形を食べちゃって、圧力で破裂する風船人形。ともに爆発するそいつ。
以外にもろいんだね。私も大きめの風船丸のみしたら爆発しちゃうのかなってちょっと気になったよ。もろくて儚い姿もまた美しい。
内容について感想はないんかい！
って思われそうですが、
ふわふわすげえ。しか浮かばないくらい、ふわふわ凄かった！！
ですがこんな楽しみ方をしている私からして、１つ言えるのはIMAX様様なんじゃないかな。
これ、お家でBlu－rayとかが初だったら、おもろー！って思うのかな。
映画って不思議ですよね。ほんと観る環境によって、評価バリバリ変化しますから。
IMAX良かったですよね。
こんなに、映画のキャラたちと一緒に上空を見上げたことなんてありません。
首、若干疲れましたもん。
大画面最高～～！
音響もいいしね。
あいつの声もいいんですよね、奇妙な鳴き声？うめき声？してるんですよね～～。
それが、食われた人とか馬の悲鳴と共鳴してて最＆高。
あ～～～あいつのトリコだww
もう１つ魅力的だったのが、主人公(兄)。
無表情のお笑いとはまさに。天才だなと思いました。
映画の中で、ぷっと吹き出しそうになったあなた、きっと私と笑いのツボ一緒ですww
内容に関しては、色んな人が考察記事あげてるし、今更それを読んで、知ったかぶりして話すこともないです。
他になんかあったっけな？
あ、馬！
とにかくめちゃくちゃかっこいい。
頭いいし、人に従順ですよね。かわいい。
お猿さんも出てくるけど、やっぱ頭いいし、ストレス爆発させてんの、人間と一緒やん。って思いましたね。力強いから、どうしようもなく怖い存在に映ってたけど、人間も発狂しておかしくなって暴れる人いるしね。そりゃ猿もストレスたまるよね。猿からしたら、お前らの言ってることは理解してやってんのに、人間の奴らときたら、こっちが言ってる事ちっとも理解できないんだもん、そりゃ腹立つわ！とか思ってんのかな。
それに別に人間とコミュニケーションなんてとりたかないでしょww
やー。私たち人間が唯一無二の奇跡的な存在だってどこかで思ってるんだけど、こういう映画みると、考え方めっちゃ変わりますよね。
こんな奇跡的存在が、地球にしか生まれてないわけがないんだもん。
いつか、この映画のふわふわみたいな奴に侵略されて、ボリボリ全員食われて絶滅したりして…。とか考えると、怖いけど、ちょっとわくわくしますよね。
他の惑星を支配している生命体ってどんなやつらなんだろう。
わくわくぞくぞく…
そんな感じの、ファーストレビューでした！
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