映画『RRR』ネタバレ感想。インド映画熱いですね。2人の男の使命と友情

インドのナートゥダンス アクション
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今回観に行った映画は『RRR』。(純粋にアールアールアールです)

映画のメインビジュアルのインパクト凄ない?

ビジュアルだけみたら、何かくだらなそう…

正直、そう思いかねない。

でも、映画館に行った時の予告で、「あ。これ絶対観に来なきゃあかんやつ。」ってなりました。

3時間って長くない?って思ってましたが、開演してからは、次のシーンがあることにほっとしている自分がいました。

張りつめすぎてなくて、丁度良いゆるさがありつつも、ド迫力のアクション。

インド映画といえば、ダンスのイメージ。

そのダンスシーンも色んな意味で鳥肌が立ちました…

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映画『RRR』の概要

RRR
画像引用元:映画.com

監督:S・S・ラージャマウリ
原題『RRR』/2022/179/インド
ド迫力アクション/ダンス/感動
個人的評価:4.5


バーフバリ』シリーズのS・S・ラージャマウリ監督。

この『バーフバリ』って公開時、結構話題だったみたいですね。

インド映画最大のヒット作品だったとか。

全然知りませんでした。

1作目が『バーフバリ・伝説誕生』、2作目が『バーフバリ・王の凱旋(がいせん)』です。正直、これまでインド映画をほとんどみたことなくて、興味すらわかなかったのですが、これを機に是非みてみたい。


 

映画『RRR』のあらすじ

画像引用元:映画.com

簡単にお話しします。

時は1920年、英国植民地時代のインドが舞台となります。

主人公となるのは、英国軍にさらわれた少女を救うために動き出した男と、英国政府で働く警察となった男。

2人の熱い男が、友情をはぐくみ、そして使命の為に戦う話です。

まるで恋人に出会ったかのように友情をはぐくむ2人。(決して馬鹿になんかしていません。描かれ方でそうみえるんです。)

しかし、それぞれには命をかけて果たさなければならない使命があるんですね。

2人は、出会ってはいけなかったのか。それとも出会えたことが運命だったのか。



映画『RRR』の登場人物

ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr)

画像引用元:映画.com

英国軍にさらわれた少女を救うために、立ち上がる。

虎にも怯えず、狙った獲物は絶対に逃さない。とか言われていた気がする。

ラーマ(ラーム・チャラン)

画像引用元:映画.com

英国政府に仕える警察。

何千もの的相手に1人で立ち向かっていく恐れ知らずな男。


 

映画『RRR』のネタバレ感想

3時間とは思えぬ、心地の良いスピードでラストまで連れて行ってくれます。

疲労感もなければ、不足感もなく、心地よい満足感だけが残る感じですね。

音楽とナートゥダンス

この映画、始まった瞬間から最高でした。

流れる音楽がまるでイヤホンしてるように耳のすぐ横から聞こえてくるんですよね。(ちなみに今回はIMAXとかではなく普通の映画館です)

インド特有のといいますか、とにかく音楽が全部独特。

笑っちゃうくらい独特。

でも大迫力で、大半の人がこの独特な音楽の虜になるんじゃないかなと思う。

とにかく初っ端から、音楽でテンション上げてくれます。

そして、ダンスですね。

ナートゥダンスというらしい。

画像引用元:映画.com

インド映画に慣れない私は、インド映画の独特の世界観に飲み込まれそうになる一方、一歩間違えれば笑いのドツボに突き落とされかねない現象に陥ります。

分かる人いるかな…

ナートゥダンス、超すごいんですよ。

みてるこっちもテンション本気で上がる。すげーすげー。

一緒にノリノリになる。

でも、一歩横道に逸れると、只者ではない笑いがこみあげてくる。

自分のツボの切り替えに必死でしたね。

笑いを我慢しすぎて、身体揺れまくりwww不信に思われてたかも。

1人映画の闇ですね。
 

大人の男でも親友になれる

2人の向き合うインド人
画像引用元:映画.com 左がビーム、右がラーマ

主人公が、ビームとラーマっていうんですけど、正直前半1/3はどっちがどっちか、むしろ誰が誰か分かりませんでした。

インド人の顔って見慣れないからですかね。

海外の人がアジア人を見分けられないのと一緒だと思う。

そのビームとラーマが出会ってから親友になるまでの描かれ方が、何ともロマンティックw

現在、親友の2人の幼少期を回想しているような、又は男女が出会って恋に落ちるまでみたいな描かれ方してるんですよね。

ちょっと笑っちゃいました。

こんなに無邪気に気が合う1本で親友にまでなれるなんて、子供か恋人しか考えられないんだもの。(個人の意見です)

ちょっと違和感がありますが、それがインド映画というものなのかも。と開き直ってみました。

映画全体を通して、そういうシーン結構あります。

これがインド映画よ!っていうのを感じる。

普通の映画では違和感に感じるものが、これがインド映画なのね!って受け入れると、インド映画って最強なことに気づく。

ダンスも色々含めて。

動物とか完全CG、そんなの関係ねえ

そう、動物も完全100%CGです、って感じなんですが、本当にそんなの関係ねえです。

これがインド映画か!の魔法にかかっているので、その世界観、完全ウェルカム状態。

私本来、人間界に現れる生き物のCGが苦手なんですよね。

韓国映画の『グエムル』ってあるじゃないですか。

評価も高いので、観たことある人も多いと思います。

あのグエムルのCG感が特に苦手で…グエムルのフォルムが気になってしまって、映画の内容あんまり覚えてないです。

この、『RRR』って、半分現実、半分漫画とかアニメの世界観っぽいって思うんですよね。

動物もそうだし、ビームとラーマの無敵すぎる感じも。

大ケガしても、なんか薬草ぬりぬりしてたら治ってるし。

ビームとラーマが最後、2人で戦うシーンなんて、無敵すぎて、テンション上がりすぎて、マスクの中にやけ顔でした。

戦いながら

「ビームは何とか何とかの神~」

「ラーマは何とか何とかの神~」(全く違うと思うw)

みたいに2人の名前を永遠と紹介する歌が流れるんですけど、何かもう、中二病感を感じるアレ。たまらん。かっこいい~~~~~~(半笑い)ってなりました。

ほんと、インド映画恐ろしや。中毒性ありすぎです。

画像引用元:映画.com

このシーン、絶対イッテQのお祭り男でみた。

もう1回映画館でみたい。 

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