映画版【キングダム】正直かなりの低評価だったよ。率直な感想を語る。

キングダム1 アクション
(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会
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漫画の実写化。

正直、これまでの人生で成功例をみた記憶がまるで無い。

何十万もの兵を率いたりして戦うこの作品。映画化は難しいんじゃないの?そう言われていたはずなのに、映画化しちゃって大丈夫かい?(謎の上からポジション)

初回映画館、お家で2回目、さらに「キングダム2遥かなる大地へ」鑑賞後にもう1回。計3回鑑賞した後の感想を書いていきます。

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映画「キングダム」の概要


キングダム


監督佐藤信介
脚本黒岩勉、佐藤信介、原泰久
原作漫画「キングダム」1~5巻
公開2019年/134分
音楽やまだ豊
主題歌ONE OK ROCK 「Wasted Nights」
出演山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、
本郷奏多、満島真之介、高嶋政宏、大沢たかお、
坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司
Wikipedia引用

映画「キングダム」公式サイト

監督は、「GANTZ」「BLEACH」「アイアムアヒーロー」など漫画を原作とする映画をいくつも手掛けている佐藤信介監督。ちなみに全部観たことあるけど、私が好きなのはアイアムアヒーロー。狂った塚地(ドランクドラゴン)がグー(`・ω・´)b(笑)

キャストについては…。正直、はいはいでしょうねキャストでげんなりした記憶ですw

まあ、また感想部分でじっくり書きます。

3回鑑賞中、2回目までの正直な評価は星2.5というところでした。

ところが、2022年公開の「キングダム2 遥かなる大地へ」を鑑賞後、少し評価が変わりましたので、そこについても後ほど…。


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あらすじ

時は紀元前245年、春秋戦国時代。漫画キングダムの大雑把なあらすじを言ってしまえば、亡き友「ひょう」との約束を果たすべく、”天下の大将軍”になる為に戦う主人公「しん」と、7つの国を束ね中華統一を果たそうとする秦王「嬴政えいせいの物語です。

今回の映画の内容は、その序盤も序盤。漫画で言うと1~5巻に当たります。

嬴政は弟成蟜せいきょうに王座を奪われ、命を狙われております。そこで嬴政の影武者として選ばれたのが、嬴政にお顔がそっくりな信の親友「漂」。それは下僕であった漂たちにとって、夢である天下の大将軍に近づくためのまたとないチャンスでした。結局、漂は刺客に命を奪われるのですが、今度は2人の夢を信に託します。

そこから信は、嬴政や河了貂、山の民たちと出会い、共に王座奪還へと向かいます!

登場人物とキャスト情報はこちら(公式サイトより)

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映画「キングダム」の感想

初見、評価が星2.5だった理由

原作ファンの方は同じ気持ちの方が多かったのではないかと信じていますw

言うまでもなく、原作のキャラクター達は、本当に完璧な状態で出荷されています。ですので、その完璧な状態をお願いだから崩さないで欲しい。そんな切実な思いを、打ち砕かれた結果の星2.5でした。


特に私がガッカリしてしまったのは、当たり前のように並んだ、お決まり3人組と言っても過言ではない、山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈。

実写化と言えば、あっちもこっちも見渡す限り見覚えしかないこの3人。

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

確かに、顔面強者だし、私も大好きですよ。

でもさ、お決まりすぎんか?w

私は親友と夜な夜なブーブー言いましたよ。

原作でも美形だとされる嬴政(吉沢亮)と、河了貂(橋本環奈)はまだいいですよ、

でもさ、信は違うやん(笑)ブスって設定やん、や、ブスはいいすぎか。



もう、原作が頭にこびりついた頑固者の私には、どうしたって受け入れられない世界がそこにありました(笑)

特に観ていて居たたまれない気持ちになったのが、楊端和ようたんわ含む山の民全般。

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会/楊端和(長澤まさみさんお綺麗…。)

まずバジオウもっとかっこいいから!山の民、もっと刺激的でかっこいいから!w

そして、楊端和(長澤まさみ)。長澤まさみさんは、ほんとに綺麗だしかっこいいんですよ。でも、絶対に山の王じゃない。そんなに強くなさそう。最強さが見えない。

アクション専門化でも何でもないけど、アクションシーンで身体にバネを感じないというか..みたいなぶったこと言ってみるけど、ガチ。人を斬るシーンも身体が棒なんよな。楊端和さまやぞ、カンフー出来る奴つれて来い、て思ってしまいましたわ。

もう、そんなキャラクターに関する愚痴が止まらず、2度目の鑑賞時観ていられなくなって、そっとテレビを消したのはここだけの話(笑)ふざけてる、何て駄作だ、山の民(塩蔵 心の俳句読んでみたりして)




「キングダム2 遥かなる大地へ」鑑賞後、評価が上がった理由

【キングダム2 遥かなる大地へ】の感想。規模もアクションも花丸作品!

2を観た感想は上記の通りなんですが、やっぱり大きかったのは、映画のキャラクターたちに対する慣れなのかな?そんな気がしますね。

後は、心構えの問題(2の感想記事から何回も言うw)どれだけ漫画との間違い探しをせずに、映画と俳優さんたちの演技を楽しむか、それにつきますね。

漫画と違う!!とぐちぐち言ってた自分が情けなくなります(笑)

ちょっと見方を変えるだけで、もしかしたら1作品目も素晴らしい映画化だったのではないか?そんな気がして、3度目を鑑賞しました。

うん、やはりw

慣れですね。

全然駄作なんかじゃありません、これはこれでめっちゃ良い作品。

漫画と比べてしまうとそりゃ言いたいことは山ほどありますよw

でも、内容は漫画にとにかく忠実だと思うし、出てくるキャラクターもそれぞれ魅力的。原作の特徴をほどよく捉えてて、俳優さんたちの演技も素晴らしい。


今回、私が意外にも魅力に気づいてしまったのが、へき(満島真之介)と左慈さじ(坂口拓)。

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会/壁

満島真之介さんはイケメンだし、今の所はできる男感が壁にぴったり。そして、左慈を演じる坂口拓がまじでかっこいい。てか絶対に左慈よりかっこいいw


そして、映画を観る前から、ぴったりだと思っていた秦王嬴政(吉沢亮)と弟成蟜(本郷奏多)の兄弟は変わらずの感想でした。本郷奏多さんって、ほんとうにこういう嫌な奴が似合いますよね、可愛い人なのに(笑)

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会/成蟜


2に比べると、城の外での戦を暗闇で誤魔化している?ように感じるシーンがあったり、ランカイももっと作り物っぽさを無くせたんじゃないの?っとクオリティに、ん?っとなるシーンはありましたが、結論、この映画と漫画と良い三角関係を気づくことができました(笑)

ん?と気になってしまうシーンがあったのは変わらないので、評価としては星3.8に訂正しました。

まとめ

映画の見方って大事ですよ、私は今回それをたくさんの人に伝えたい(どこから目線)

もちろん、大きな画面や良い音響機器もあれば絶対にその映画の評価が変わる、大切な材料だと思います。

でも、1番はやっぱり、どうやってその映画と向き合うか、そこに限りますねw

キングダム愛してますよ!(熱狂的なファンより)

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この記事を書いた人

'92年生まれ。
大好きな映画たちを記録しています。

幼少期から映画が趣味。相当数観てきたと自負してますが、正直物忘れが激しいので、記憶には刻まれていません。

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